藍の生葉染めその1(青汁)

藍の生葉で染める方法は二つあって、
青汁にして染めるやり方と、化学建てといって、
いわゆる発酵させる藍染めの原理を薬品の力を使って、
簡易的にできるようにする染め方がある。
発酵させた藍染めほど濃く染めることはできず、あくまで簡易版。

この二つの染める原理は違っていて、
一般的に青汁染めで染まるのは動物繊維(シルク、ウールなど)
化学建ての方が濃く染まり、植物繊維(綿、麻)を染めることができる。
今回は青汁染めについて。

生葉染めやり方

やり方を端的に説明すると、
藍の葉をちぎって、水の中でもみ出して青汁を作る。
もしくはミキサーにかけて濾した青汁で繊維を染めるだけ。

丁寧にやり方が書いてあるサイトがあったので、
こちらを参考にどうぞ。
藍の生葉染めの方法

とても簡単で、藍の葉っぱがあれば
簡単にできる楽しい染め方。

生葉染めポイント

染め方のポイントは、手早く青汁を作ること。
青汁ができたらすぐに繊維を染めること。
そしてなるべくなら沢山の葉を使った方が濃く染まること。

植物繊維(綿、麻)を染めたい場合

この染め方で綿や麻素材を染めようと思うと、
かなり沢山の葉っぱを使うか、何度か重ねて染めること。
試しに綿の晒しを1度染めてみたら、
ほとんど色が付かなかった。

もしくはあらかじめ、
豆乳を付けておくか濃染剤などで下地処理をしておくと、染まりやすくなります。
試してみた結果、濃染剤を使うと暗い青色になったので、
空色を染めるのだったら豆乳の方がおすすめ。

藍の育て方

藍の生葉で染めるには、
藍を育てる必要があるけれど、
条件が合えば雑草のようにどんどん大きくなって、
翌年には種を蒔かなくても勝手に出てくるぐらい強い植物。
育て方は、
3月〜4月頃にポットやセルトレイ、プランターなどに種をまく。
直接畑などに種をまく場合は、
雑草の管理をしないと、芽がひょろひょろしているので、途中で消える可能性あり。
(これは自分の経験です・・・。)

ある程度(15cmと表現されることが多い)まで育てて苗を作る。
畑やプランターなどに間隔をあけて、苗を2、3本ずつ1箇所に植えつける。

経験上、湿った土の方が育つ気がします。
水やりをすれば良いのかもしれないけれど、畑に水やりはしない派なので・・・。

種から蒔いて育てるのが面倒な場合は、
他力本願でいきましょう。
藍の茎があれば、そこから育てることもできるので。
きっと茎を使う人は少ないのでもらいましょう。

ちなみに茎だけだと灰色に染めることもできるそう。
染めたことはないけれど。

今回は季節限定の藍の生葉染めについてでした。

四季を感じながら、畑や草木染めを含めたモノ作りを暮らしに取り入れてみませんか?
無料メルマガ登録はこちら↓

メルマガの詳細についてはこちら

今すぐメルマガ講座を読んでみたい方は、下記フォームから↓

「春夏秋冬、染めと手しごとのある暮らし」無料メルマガ講座




コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です