今、庭にコセンダングサの
黄色い花が咲き乱れ中。
と言っても、
コセンダングサって何?
と思った方。
ひっつき虫と言ったら分かるでしょうか?
花から種に変わっている最中なので、
気がつくと、
あちこちに種がひっついている。
今年の2月に、
今住んでいる家の内見に行ったら、
コセンダングサの種が、
白いコートのあちこちに
ひっついていて、
何でこんなコートを着て来たのか、
後悔したことを思い出した。
この庭は、コセンダングサの楽園。
いやはやそれにしても、
植物が子孫を残す方法は、
つくづくよくできている。
種を四方八方にはじけさせて飛ばしたり、
プロペラみたいなものをつけて、
遠くに飛ばしたり。
コセンダングサの花には、ミツバチや
色々な虫が飛んできては蜜を吸っている。
それぞれ生き物には役割があるんだなぁと
感慨に浸りつつ、
これだけ沢山のコセンダングサがあったら、
また来年もくっつき虫だらけに
なってしまうので、
ありがたく染め物に使うことに。
一度試しに染めた時には、
アルミ媒染で黄色に染まったので、
今回は少し煮出し方を変えて、
重曹を入れて染液作り。
こうすると、赤茶色系の色素が
出てくることが多い。
2年ほど前に、
父親に草木染めのバンダナをあげたら、
今でも使っていた。
もうすっかり色が変わって
薄くなっていたから、
代わりのバンダナを染めてみた。
父からは、
最近は後ろを結ぶだけで簡単に止められる
バンダナがあるから、
そういうのが良いんだけどな
なんて言われた。
希望には沿えないけれど、
それは良いことにして。
ついつい邪魔者扱いをしてしまう雑草を、
染料として使ってみるのもまた楽しい。
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