ハルジオン(キク科ムカシヨモギ属)
春になったと感じる野草の一つ、
ハルジオン。
似ている野草のヒメジョオン。
ヒメジョオンと似ているので、
ハルジョオンと呼ばれることも。
ただし、ヒメジョオンは
ヒメジオンと呼ぶと、
別の植物のヒメシオンと混同するので、
ヒメジオンとは呼ばないのだと。
なかなかややこしい。
ハルジオンとヒメジョオンの違いは、
葉っぱのつき方や花弁の形状と色、
1番分かりやすいのは、花期が早いのがハルジオン、
遅いのがヒメジョオン。
このハルジオンは葉、茎、蕾、花と
食べることができる。
可愛らしい花は飾り付けに使っても。
味はキク科特有の苦味があるものの、
比較的食べやすい野草。
繁殖力が強く、
気がつくとあちこちから出てくる。
この雑草めと思わずに、
勝手に食料が手に入ったと思えばしめたもの。
さて、ハルジオンで染めると
どんな色になるでしょうか。
結果
左からアルミ、銅、鉄媒染。
媒染による違いがはっきりしている。
花を含めて地上部を全部染料に使用。
これで春の野草は最後です。
アルミ媒染で黄色になるものしかないじゃないかと
思われたかもしれませんが、
基本的に草木染めで1番染まる色は黄色なのでした。
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