それぞれの適当について
私の母の玉子焼きは時々しょっぱい。味付けに使うのは醤油。醤油は、醤油差しのような小さな容器からではなくて、1リットルぐらいのボトルから使う。だから時々ドバッと出てしまうのは、いたしかたない。でも、誤解なきよう母の玉子焼き...
私の母の玉子焼きは時々しょっぱい。味付けに使うのは醤油。醤油は、醤油差しのような小さな容器からではなくて、1リットルぐらいのボトルから使う。だから時々ドバッと出てしまうのは、いたしかたない。でも、誤解なきよう母の玉子焼き...
知り合いの織り物作家の方に、今度絹糸を染めてもらえますかと言われたので、特に深く考えもせず、良いですよ。染めます!なんて気軽に返事をしていた。ところが、実際に送られてきた絹糸を見て少し焦った。染め慣れていない細い絹糸で、...
今回は、ツルムラサキを染めた時の話。 その前に、ツルムラサキについて少し。ツルムラサキは東南アジア原産で、青茎種と赤茎種の2種類がある。スーパーなどで見かけるのは青茎種。 そもそもツルムラサキを育てようと思ったのは、グリ...
今回のテーマは紫。 東西問わずに高貴な色とされていた紫色。ローマ帝王や、クレオパトラが好んだという話や、日本では藤原一族の色であったり。 なぜ、紫が別格だったかというと、染める染料がとても貴重だったため。そして、一般市民...
先日、知人から少し高価な草木染めの製品を買って、そのまま数年置いていたら、色が褪せてしまったという話を聞いた。そこで今日は、草木染めの取り扱いについて。 その前に、なぜタイトルに諸行無常と書いてあるのかというと、諸行無常...
植物の葉っぱの色といえば、大体緑色を思い浮かべる人が多いはず。だから、草木染めをやったことがない人は葉っぱの色がそのまま染まるというイメージがあるかもしれない。 実際は、葉を煮出すと、大抵黄色か茶色の色素が出てくる。あれ...
先日、草木染めに使うために、臭木の実を採取してこんなに沢山の虫がこの植物に集まっているんだなぁと思いつつ、虫を払いながら、地道に臭木の実とガクを分ける作業をしていた。 そして、ふと思いついたのが、これは子どもの自然教育に...
先月頃から道端や空き地、川沿いを歩いていると、黄色い花をつけたセイタカアワダチソウを見かける。 外来種と言われて、生命力が強く厄介者扱いされていたセイタカアワダチソウ。今は帰化植物として日本に馴染んでいる。今でも厄介者と...
今、庭にコセンダングサの黄色い花が咲き乱れ中。 と言っても、コセンダングサって何?と思った方。ひっつき虫と言ったら分かるでしょうか? 花から種に変わっている最中なので、気がつくと、あちこちに種がひっついている。 今年の2...