食べられる春の野草 ヨモギ

ヨモギ(キク科ヨモギ属)

1番身近な野草といえば、
ヨモギではないでしょうか。
ヨモギは万病に効くと言われている薬草。

私の幼少期には、
保育園の先生から、
ヨモギの葉っぱをすりつぶして、
傷口に貼りつけておくと良いよと教わった。
当時歩いていると転ぶことが多かったので、
ヨモギを見つけては、
膝小僧に潰したヨモギを貼りつけていた。
その時にはなぜそうするのか
分かっていなかったけれど、
ヨモギには止血、止痛作用がある。
虫刺されに貼り付けておくと、
炎症を抑える効果があるので、
痒みも抑えられるのだとか。
まだ試したことはないけれど。


ヨモギの使い方は沢山あって、
食用には柔らかい葉を摘み取って、
茹でてすりつぶしたものを餅や団子、
白玉などに入れると、
独特なヨモギの香りと少しの苦味から春を感じる。
野草といえば定番の天ぷらにすると、
香りがアクセントになって、ついつい食べ過ぎてしまう。

夏の生い茂ったヨモギを刈り取って
洗って乾燥させておくと、
入浴剤やお茶、
座布団や枕の中に入れて使うと
体の中から毒素が出ていくのだそう。

ヨモギを染色に使う場合には、
4月、5月頃の黄緑色のものだと、
緑みがかった色になり、
それ以降は茶味が増えてくる。
今回は黄緑色のヨモギを使って染めてみた。
その結果は・・・

結果

今回は少し厚手の綿生地を染色。
左からアルミ、鉄媒染。
写真では分かりづらいけれど、
アルミ媒染では少し緑がかった黄色で、
写真よりは明るい色に。

ヨモギで染める時には、
たっぷりと葉茎を採取して染める。
水分が多いせいか、
色素の量が少なく感じる。
乾燥したヨモギだと、
少し渋めの色みになるけれど染めることができる。

採取する時期によって、
色みが変わってくるのも草木染めの面白いところ。

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