草木染めで模様を付ける方法(抜染)

草木染めで模様を付けるには色んな方法がある。
恐らく草木染め体験をすると、
ビー玉や輪ゴムで模様を付けることが多いと思う。
自分の好みの問題なのだけれど、それがあまり好きでは無い。
それで模様を付けるんだったら、無地で染めたいと思ってしまう。

これは自分の偏見ではあるけれども、
草木染めというと、田舎の土産物屋さんの隅で
なぜか妙に野暮ったく見える感じで置いてあるイメージが強い。
明るい色では無いことも一因かもしれないが、
これに輪っか状の模様が付いていると、これぞ草木染めになる。
草木染めを始める前は、そんなイメージが強かったのだけれど、
決してそればっかりではないことが分かった。

今日は、抜染剤を使ってランチョンマットに柄を入れることに。

使った抜染剤は田中直染料店で販売されているもの。
錫着抜液チタン着抜液を使用。

今回は一度染めたランチョンマットが薄くなったので、
玉ねぎの皮を使って鉄媒染。

この抜染剤を使うポイントとしては、
金属の種類によって色素の発色に変化があるもので染める。

最初に、染めた布に水で消える布用のペンや色鉛筆で下絵を描く。
(そのまま絵を描ける場合は下書き無しでも。)

下絵を描いたら、それぞれの抜染剤を容器に出して、筆を用意する。

これで下絵を塗っていくと、こんな感じに。
錫でベージュ、チタンでオレンジブラウン。
色が変わるかどうかは目立たない場所で、少し試し塗りをすると良いかもしれない。

これをしっかり乾かして、あて布をしながらスチームアイロンで蒸気をしっかり当てる。
これで色素が定着するので、水でよく洗い流して乾かして完成。

自分で絵を描かなくても、ハンコのようにして使うこともできるので、
アレンジ次第で面白いものができそう。

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