先日、隣町の農家さんがたくあん漬けを作るワークショップをするというので、
それに参加してきた時の話。
ワークショップの話の前に、隣町の農家さんについて。
農家さんは、里山ぐるぐるスマイル農園といって、
自然栽培にこだわって野菜を作っている。
かれこれ10年ぐらい前に知り合ったご夫婦で、
私が今住んでいる町でも畑をやっていたことから、
以前は1時間以上かけて、月に1、2度通いながら、
畑や田んぼの作業を教えてもらっていた。
コロナが流行る前には、
農家さんのところで畑作業や餅つき、味噌作りのイベントなども
ちょこちょこあって、色んな人が集まってワイワイ作業をすることがあった。
コロナが流行ってからしばらくの間は、ほとんどその農家さんと関わることがなくなっていた。
そんなわけで、密かに楽しみにしながら当日を迎えたのだ。
(次の日からマレーシアに旅立つ予定にも関わらず。)
たくわん漬けを仕込む前に、大根を洗って干すという作業がある。
これはワークショップの前に農家さんが事前にやっておいてくれた。
ワークショップの始まりは、
軒先に干していた大根を取って作業場に持って行くところから。
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大根の葉っぱは切って、大根だけの重さを量っておく。
たくわん漬けには、漬け込み材料として、
米ぬか、塩、砂糖、昆布、鷹の爪、干した果物の皮(柿とみかん)を大根の重さに
合わせて計算し、計量した材料を全てよく混ぜる。
塩の塊などがないように、丁寧に混ぜるのがポイント。
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この漬け込み材料(以下ぬかと表現)と干した大根を交互に樽につめる。
(つめる前に、樽底には糠をパラパラと敷いておく。)
なるべく大根同士の隙間が空かないように、
大根のサイズや形をパズルのように合わせる。
どの大根だったらこのスペースに入れられかと、
ワイワイしながら皆でつめていくのが楽しかった。
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最後にぬかで蓋をして、大根の葉っぱを散らして準備完了。
雑菌が繁殖しないように樽の内側をアルコール消毒しておく。
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大根の重さの2〜3倍の重石を乗せて、最後に樽全体をビニール袋に入れて覆う。
これで1ヶ月ほど寝かせるとたくわん漬けが完成。
初めてたくわん漬けを作った感想は、
意外と簡単にできるんだということ。
もちろん、農家さんの前準備があったことと、
何人かで作業したことで手際良く進んだこともあるけれども、
作業工程は分かりやすく自分でもできそう。
漬け込み材料の配合を変えると自分好みの味ができるし、
「これちょっと家で作った沢庵漬けなんだ!」
って人に出せたら嬉しいかもっていう妄想を。
畑の大根で作ってみようかなと思いながら、
まだ収穫すらしていないけれど、今年中にやろう・・・
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