そうだ!京都と大阪へ行こう!

今回の旅は京都でアラビア書道展という作品展に自分が出品したから、
それを見に行くという名目があるので、
京都へ行くのがメインのはずが、滞在時間はかなり短め。

なんと言っても、
紅葉の時期で4連休にすることもできる土曜日に、観光客が少ないはずがない。

先手必勝で、行きたいところには朝1番で向かうのが良い。
この時期の京都に来るのは4回目。

人の多さに嫌気がさして、行こうと思っていたお寺の近くまで行き、
中に入るのをやめたこともある。

朝1番で向かったのは、南禅寺。書道展の会場と同じ駅だったこともあって、迷わずここに。

結果的には行って良かった。
なんと言っても、どこを見ても写真映えする景色。
きれいに手入れをされていて、紅葉の赤が鮮やか。緑があるから赤が更に映える。

紅葉して赤や黄色の葉だけではなくて、間に緑があるから良いんだと常々思う。

その後、書道展の会場へ。
こじんまりとしていて、真ん中にテーブルを円形に並べて、
そこでアラビア文化に関係のある雑貨などが販売されていた。

壁にはぐるっと作品が飾られていて、自分の作品が無いなぁと思っていたら、
円形に並んだテーブルの真ん中に柱があり、その柱に自分の作品は飾られていた。
これはなかなか気が付かれないところに…

雑貨を販売している方と話すのも面白くて、パレスチナのオリーブの木で作った木工用品、
例えばカトラリーや、カッティングボードなど。
カトラリーの先端にはアラビア文字が入れてあり、文字が笑顔に見えるのでそれを入れているのだそう。

書道展を見た後に、激混みの京都から移動して大阪に。
大阪では行ってみたいところがあった。

それは、太陽の塔。

岡本太郎氏制作の建物。
大阪万博で展示されて、2018年に改修工事を経て、中に入れるようになった。

一人旅なので、もちろん一人で。全然寂しくないかと言うと、少し寂しい。

なんといっても、
これすごい!とか何これ?とか色々湧き出る感情を共有する相手がいないから、
独り言になってしまう。

そこを耐えられれば、自分の行きたいところ、見たいところを十分楽しめる。

太陽の塔に入るには事前予約制で、日本庭園の入園券もセットなので、
せっかくなので日本庭園も見に行ったものの、途中で飽きてしまい、さっさと出てきて民俗博物館へ行った。
民俗博物館では、特別展としてヒンドゥー神像の世界についての展示があった。

これがまた面白かったのだけれど、何せ一人ではこれを共有できず。

その後、太陽の塔の内部の展示を見に行った。

大阪万博での展示を再現した三つのテーマに沿った映像が流れていて、
何だかおどろおどろしい雰囲気になり、さっさとその場を立ち去りたくなった。

私には岡本太郎氏の世界観はよく分からないし、理解することはできないだろうけれど、
何か大きな負のパワーを感じた。

当初行きたかった場所には全部行けて、久々の一人旅に満足した。

ただ、日本の都市部はどこに行っても変わり映えしない景観で、面白みが全くない。

沢山の商業施設が立ち並んでいて、お金を使って食や買い物を楽しむことはできるけれど、
お金がないと疲れたからといってゆっくり休む所も無い。

観光といえば、その土地の料理を食べたり、
普段見られない景色を見たりすることが楽しいものではあるけれど、
その土地に暮らしている人と話したり交流することが、実は楽しいのかもしれないとふと思った旅だった。

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