先月頃から道端や空き地、
川沿いを歩いていると、
黄色い花をつけた
セイタカアワダチソウを見かける。
外来種と言われて、
生命力が強く厄介者扱いされていた
セイタカアワダチソウ。
今は帰化植物として
日本に馴染んでいる。
今でも厄介者として扱われているのは
あまり変わりないかもしれないけれど。
アメリカやヨーロッパでは、
薬草として使われているのだそう。
花粉症の原因になると言われている
ブタクサとぱっと見が似ていて、
下手をすると、
セイタカアワダチソウが
花粉症の原因だと思われている。
ちなみに、
ブタクサとの大きな違いは、
葉の形。
スッとした形をしていているのが
セイタカアワダチソウ。
ギザギザしていているのは
ブタクサ。
沢山生えている
セイタカアワダチソウを何本か
刈り取って早速煮出してみると、
何か嗅いだことのある匂い。
・・・これは春菊の匂い。
![画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/88925303/picture_pc_96549576ce4ac231128f7d7b2875d7ac.jpg?width=800)
![画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/88925401/picture_pc_f51822c72292e38ccd77c31251b35522.jpg?width=800)
セイタカアワダチソウという名前の通り
泡立つ染液。
この泡が酵素なんだそう。
入浴剤として使うと、
肌や髪の毛がツルツルになるとか。
体の中の毒素を出す効果があるとか。
セイタカアワダチソウは黄色い花だし、
黄色の染液になるんだから、
黄色に染まるだろうと思ったあなた…
正解!!
アルミ媒染で鮮やかな黄色に。
鮮やかすぎるので、
色を落ち着けるために鉄媒染をして、
何となくグラデーションに。
![画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/88925512/picture_pc_3337a7020c2abe617636678b0513a249.jpg?width=800)
アルミ媒染では明るすぎたり、
何となくぼやっとした場合に
鉄媒染をしてみると、
色の幅が広がって
思った以上に良い色になることも。
草木染めの面白いところの一つは、
媒染剤を変えると色味が変わるところ。
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