太陽の恵みを味わう！たんぽぽコーヒーの魅力

「タンポポコーヒーは太陽のにおい」
という本を知っているでしょうか？

小学生の頃に、コーヒーの香りが好きで
コーヒーに憧れていたものの苦くて飲めない。

そんな時にタンポポコーヒーの本を読んだのだと思う。
大人になった今ではタイトルこそ覚えているものの、
ストーリーについては覚えていない。
兄弟ですったもんだしながら、
タンポポコーヒーを作る話だったような・・・

大人になってから、
市販のタンポポコーヒーを一度だけ飲んだものの、
あまり美味しくないし、
これはコーヒーとは別物だと思った記憶が。

先日、染色用にタンポポの花を摘んでみたので、
もう一度試してみようと思い、
根っこでコーヒーを作ることに。

関連記事食べられる春の野草　タンポポ

2024.04.15

コーヒの作り方

①根っこを洗う。

根っこに土が入りこんでいるので、
一度ざっと洗ったら、
根っこを包丁で切りながら洗う。

②①を切って乾燥させる。

根っこが乾きやすいように大まかに切って干す。
見た目がゴボウ。

③乾燥させた根っこを乾煎りする。

フライパンで炒っていると、
香ばしい少し甘い匂いがした。

④③を粉にする。

ミルミキサーで炒った根を粉にして完成。

タンポポコーヒーの味は？

乾煎りした時の匂いよりも、
ゴボウの匂いがプラスして、若干薬っぽい感じに。

小さじ１杯をお湯適量に溶くと、
見た目はコーヒー。

飲んでみると、
香りも味もコーヒーとは違うけれど、
苦味と甘さがあって、
これはこれで美味しい。→個人の感想です。

そして、タンポポのおかげか、
今朝はくしゃみと鼻水が止まらなかったのが、
これを飲んだせいかピタッと治った。
気のせい・・・でも気持ちは意外と大切。

タンポポの効能は？

タンポポの効能は、
苦味健胃、解熱、鎮痛、強壮など。
具体的には胃腸の不調、神経痛、リウマチ、
熱がこもって眠れない不眠など。
タンポポは漢方薬でも、
炎症の改善に使われていて、
まさに食薬。
だからと言って、食べすぎないようにご注意を。
熱を冷ます効果があるということは、
体を冷やすということ。

タンポポを見つけたら、
今日のおかずに加えてみてはいかがでしょう。