食べられる春の野草 タンポポ

タンポポ(キク科タンポポ属)

タンポポと一口に言っても、
実は見分けるのが難しい。

大きく分けると、
在来種と外来種があり、
外来種のセイヨウタンポポが優勢ではあるものの、
今はセイヨウタンポポと在来種が混ざっているので、
これは〇〇タンポポと簡単に見分けられない。

在来種だと、カントウタンポポ、トウカイタンポポ、
シナノタンポポ、カンサイタンポポ、
セイタカタンポポなど20種類強あるのだそう。


ということで、細かいことは良しとして、
タンポポはそもそも食用目的で導入されており、
葉、茎、花、根っこ全てが食べられる。
そして、タンポポを乾燥させたものは生薬として使われている。

タンポポの若葉はサラダとして食べたことがあり、
花も炒めて食べたことはあるもの、
味はあまり覚えていない。
少し苦味があった記憶ぐらい。

タンポポの学名は、
Taraxacum(病気を治す)officinale(薬用の)という意味なのだとか。

もっとタンポポを敬った方が良いのではと思いながら、
時々刈り取ってしまっているので、
これからは積極的に活用していきたい植物の一つ。

初めての試みで、
根っこからタンポポコーヒーを
作っているので、それについてはまた次回。

さて、このタンポポで染めてみると、
どんな色になるでしょう。

結果

左からアルミ、銅、鉄媒染。

今回は花と茎の部分を煮出して染液に。
葉っぱは使わず、集めた花を一度冷凍したからか、染液の色が濃いめ。

マリーゴールドの花に匹敵するぐらい鮮やかな色に。

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