食べようと思わない春の野草 ヤエムグラ

ヤエムグラ(アカネ科ヤエムグラ属)

自宅の大きな柿の木の下に群生になっている草があったので、
これは何だろうと思って見てみると、ヤエムグラだった。
触ると葉っぱの裏がちくちくしていて、
服にくっついてくる。
手で引っ張ると塊で一気に草が抜けるので、
除草するのは結構簡単。

このヤエムグラは、
何人か食べている方の感想をみると、
とても苦いそう。

ただ、ハーブティとして市販されていたり、
薬草として使うという記述もあったので、
良薬は口に苦しという言葉からも、
薬効はあるけれど、
苦くてそのまま食べるのは厳しいのではないかと。
と思ったら、ハーブティや薬草として
使われている植物は、ヤエムグラの近種である
外来種のシラホシムグラだという話も。


ちなみに、
ヤエムグラはアカネ科ということで、
古くから染料として使われている茜と同じように、
根っこを乾燥させて染めると、
赤〜ピンクに染めることができるのだそう。

でも、この根っこを採取するのがまず大変で、
細い根っこを引きちぎらないように、
大量に集めるとなると・・・。

ヤエムグラの根

ものの15分ぐらいで諦めの境地に入ってしまったので、
収穫するのを途中で断念。

収穫した根っこは洗って乾燥させる。
小さなハギレでも染める量にはなるだろうか。

乾燥させた根っこで染めた結果は、
また今度にして、
根っこ以外の上の部分を
使って染めるとどんな色になるでしょう。

結果

左からアルミ、銅、鉄媒染。

染液がグレーがかった色だったせいか、
染めた布も渋めの色。

四季を感じながら、畑や草木染めを含めたモノ作りを暮らしに取り入れてみませんか?
無料メルマガ登録はこちら↓

メルマガの詳細についてはこちら

今すぐメルマガ講座を読んでみたい方はこちら

 

「春夏秋冬、染めと手しごとのある暮らし」無料メルマガ講座




コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です