ビワの葉で染める。身近な素材でピンク色を楽しむ方法

草木染めで染めると黄色に染まることが多いけれど、ピンク色に染まる素材って何があるんだろう?

ピンクに染まる素材

今まで染めてきた素材でピンク色に染まったものは、
梅(枝)、杏(枝)、桜(枝、葉)、枇杷(枝、葉、種、蕾)、ブルーベリー(枝)、アボカド(種、皮)、空豆の皮、ヤエムグラ(根)など。
染料店などで購入できる素材だと、
インド茜、蘇芳、ラックダイ(虫)など。

おすすめの素材

入手しやすく、染まりやすいおすすめ素材は、枇杷葉。

ビワの葉茶として、通販や直売所などでも手に入りやすいし、
庭木として育てている人も多い。
もし近くに植えている人がいたら、剪定する時に枇杷(葉、枝)欲しいことを伝えておけばもらえるかもしれません。
昔は病人を治すために、お寺に植えられていたといぐらい薬効が高いので、広い庭があったら植えてみたい果樹の一つ。

ピンク色を出すこつ

ビワの葉を煮出しただけだと、ベージュ系の色になって、
赤みが出ないことが多いので、赤みを出す時には、煮出した液を酸化させること。
具体的に酸化させるためにどんな方法があるかというと。

数日置いておく。

煮出して、ビワの葉を濾した状態の液を2、3日置いておくだけ。
液に赤みが出てきたら染めてみる。

煮出してしばらく置いてまた煮出す。

煮出した液を一旦20分程度放置してから、また火にかけて更に煮出してみる。
以前、アボカドの種を煮出した時に赤みが出なかったので、この方法をやってみたらピンク色に。

2番液をとる。

ビワの葉を1回煮出したものを1番液といって、
1度煮出した葉を鍋に戻して、新しく水を入れて更に煮出していく。
2回目に抽出した液の方が赤みが出てくるので、その液を使う。
更に煮出して3番液、4番液と使うこともできる。

物理的に酸化させる

すぐに染めたい場合は、
ボールなどの容器を使い、
染液をすくって高い位置から鍋などの受け容器に
向かって何度も空気を取り込むようにして酸化させる。
他にも方法があるとは思いますが、参考までに。

草木染めの情報を検索すると、
色々なやり方があるけれど、何のためにこれをやっているのか
分かればもっと面白くなるかもしれません。

とはいえ、思ったような色が出ないこともあるし、
染まらないこともあるので、
それも含めて楽しめると良いですね。

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