直売所で柚子を見つけた。冬になったなと思うことの一つ。3個73円で売られていた。
私が住んでいる所では、柿と同じレベルであちこちの庭や畑で見かける。
運が良いとタダでもらえる。
直売所で柚子を買って帰ったら、
向かいの家の方から柚子をもらった。ありがたい。
そして、何というタイミング。
一気に柚子が増えたので、さて何を作ろう。
絶対に作りたかったのは、柚子胡椒。
柚子胡椒といえば、通常青柚子を使うけれど、熟した柚子でも美味しくできる。
そして、青唐辛子は庭で赤くならなかった唐辛子と、
赤くなった唐辛子をどちらも収穫していたので両方混ぜて使う。
余談になるけれど、柚子胡椒は大人になってから知った調味料で、
てっきり、こしょうって言うんだから、胡椒のことだと思っていた。
柚子胡椒は、柚子の皮を下ろし金ですりおろして、唐辛子をみじん切りにし、
塩と一緒に混ぜてできあがり。
混ぜたばかりはまだ馴染んでいないので、少し尖った味だけれど、
柚子の皮がとても爽やかで少し寝かせたらもっと美味しくなるはず。
柚子胡椒に使った柚子をぎゅっと絞って、
お酢と醤油、みりん少量に、出汁になる鰹節と昆布を入れたらポン酢の完成。
柚子の種は水に浸けておいて、お手軽化粧水に。
日持ちをさせたい場合はホワイトリカーや焼酎に浸けておくと保存もできる。
絞った残りはお茶パックとかに入れてお風呂に浮かべても。
どこも無駄にならず使える柚子はすごい。
話は変わって、家の庭にまだそれほど大きくはない柚子の木が2本ある。
鋭い棘と独特な形をした葉っぱ。
品種によってはそこまで棘が無いタイプもあるらしい。
庭の柚子はこれでもかというぐらい長くて鋭い棘が沢山ある。剪定する時はよくよく気をつけないとケガをする。
桃栗3年、柿8年、ゆずの大馬鹿18年。
最近知ったことで、
柚子を種から育てて実がつくまでに長い年月が必要なのだそう。
庭の柚子は、全く実をつける気配がなく、夏の終わりにカイガラムシが大量発生した。
そのせいで、カイガラムシに蟻が集まって来て木のあちこちはてんやわんやしていたので、そのまま放置してしまった。
ようやく蟻がいなくなったので、少しずつ剪定したものの、実がつくのはいつになるだろうか。
年中手に入るものは増えたけれど、フレッシュな柚子は期間限定。
期間限定に弱い人は結構いると思うけれど、私もその一人。
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