理想の暮らしを考える

突然ですが、
ターシャ•テューダーさんを知っているでしょうか？

アメリカ出身の絵本作家で園芸家、
自給自足に近い生活をして、いわゆる丁寧な暮らしの見本のような生活をしていた方です。

本やメディアに取り上げられて、日本でも有名になりました。

私の目指すところは、
何となくターシャ•テューダーさんのような暮らしを考えていました。

先日、ターシャ•テューダーさんについて
書かれた「ターシャ•テューダー最後のことば」という本を読んでいると、

ターシャさんの長男の言葉がとても印象的でした。

ターシャに向かって
「あなたのように生きられたらいいのに」という人がいます。
でも実際の彼女の人生
人里離れた場所に住み、文明の利器や携帯電話を持たず、
買い物のための便利な交通手段を持たず、
家畜小屋の掃除をし、
そして何より四人の子どもを育て、
一生懸命仕事をし、お金の心配をし、
40代で離婚する、などなどを考えるなら、
それほど魅力的ではないでしょう。という文(一部省略)

これを読んだ時に、
ターシャさんも普通の人なんだと思ったのです。暮らしている環境は別として。

もちろん、ターシャさんの大切にしている
価値観や信念など良いなと思うことは多々あるのですが、
有名な人は最初から有名なことはもちろん無くて、
多かれ少なかれ、
その人が積み重ねたものが形になっていくということを感じたのです。

別に有名になりたいとか、
一旗あげたいなんて思っていないのですが、
自分の好きなことを貫いて生きていけたら幸せだろうなと。

本を読んでいたら、そんなことを考えました。