諸葛菜(アブラナ科ショカツサイ属)
春になると、紫色の花を付けた姿が印象的。
別名、オオアラセイトウ、ハナダイコン、ムラサキハナナ。
いつ頃からか、自分は大根の花と呼んでいた。
ハナダイコンという名前もあるので、
きっとそこから。
去年とあるマルシェで、
黄緑色のシルクのストールを染めている方がいて、
爽やかなきれいな色だったので、
何の植物で染めたのか聞いたところ、
この諸葛菜の全草(根っこ以外の上部)で染めたのだそう。
今回は黄緑色に染まるかもしれないと思いながら、
染めてみた結果・・・
結果
左からアルミ、銅
今回鉄はなし。
写真では分かりづらいけれど、少し緑がかった黄色。
結果は黄色に染まったけれど、
染液の色をみると、緑色に染まる可能性は高そう。
以前パンジーの花で染めた時に、
紫がかった染液で染めた経験があったので、
その時と同じように、今回も一瞬紫グレーの染液になった。
パンジー染めについてはこちら↓
今回は全草で染めたので、
紫色の花を集めて染めると、緑色に染まる可能性が高い。
植物のどの部分を使って染めるのか。
根っこなのか、葉っぱなのか、花なのか、
種のか。
色々試してみるのも草木染めの面白さ。
花だけを冷凍してみたので、
また今度花で染めた結果を書きます。
そして、諸葛菜を食べてみた感想は、
菜の花みたい。
とりたてて美味しいとは
思わなかったけれど、
野草の中では食べやすい。
紫色の花をお浸しなどの上に乗せると、
ちょっとオシャレ感が出るので、
花も使ってみると良いかもしれない。
コメントを残す