年納めの紅花染め
今年の染めおさめということで、最後の染めは紅花。 紅花といえば、昔は高貴な一部の人しか身につけられなかった色。そもそも紅花で染めるのは何が大変かというと、まず材料集め。紅花には鋭く硬い棘があるので、朝露で濡れて柔らかくな...
今年の染めおさめということで、最後の染めは紅花。 紅花といえば、昔は高貴な一部の人しか身につけられなかった色。そもそも紅花で染めるのは何が大変かというと、まず材料集め。紅花には鋭く硬い棘があるので、朝露で濡れて柔らかくな...
サスティナブルという言葉をよく目に耳にするようになって、草木染めと結び付けられることもしばしばある。 サスティナブルとは、英語でsustainableと書き、「持続可能な」「維持できる」という意味になります。地球温暖など...
すぐにできるものや、簡単にできるもの。世の中は、便利なもので溢れている。時間がかかると生産性が低いとか効率が悪いとか。 機械と人間を対比すると、どうしても歪みができる。 この前、ある人が言っていた。「手作りのものは高いの...
今回は、1年前に買っておいた小豆を使って、あんこを作りつつ染めものも楽しもうという思惑のもと、小豆を茹でることに。 それにしても寒波がやってきて、私が住んでいる埼玉県も寒くて部屋の中でも白い息を吐いているという寒い中で小...
草木染めで模様を付けるには色んな方法がある。恐らく草木染め体験をすると、ビー玉や輪ゴムで模様を付けることが多いと思う。自分の好みの問題なのだけれど、それがあまり好きでは無い。それで模様を付けるんだったら、無地で染めたいと...
昭和初期の一軒家は、なぜ断熱材が入っていないんだろう…冬は寒くて夏は暑い。今の時期は外に出た方が暖かい。 南向きの6mの廊下は、光が入ってくる1番暖かい場所で、窓にはレースのカーテンのみ。カーテンを付けるより...
草木染めは大雑把にやっても染まるし、丁寧にやっても思ったほど染まらないこともある。特に綿や麻などの植物繊維に対して。 私がよく染めるのは綿素材。そのままだと植物染料と相性が悪いことが多い。 大前提として、草木染めは化学反...
私の母の玉子焼きは時々しょっぱい。味付けに使うのは醤油。醤油は、醤油差しのような小さな容器からではなくて、1リットルぐらいのボトルから使う。だから時々ドバッと出てしまうのは、いたしかたない。でも、誤解なきよう母の玉子焼き...
知り合いの織り物作家の方に、今度絹糸を染めてもらえますかと言われたので、特に深く考えもせず、良いですよ。染めます!なんて気軽に返事をしていた。ところが、実際に送られてきた絹糸を見て少し焦った。染め慣れていない細い絹糸で、...
今回は、ツルムラサキを染めた時の話。 その前に、ツルムラサキについて少し。ツルムラサキは東南アジア原産で、青茎種と赤茎種の2種類がある。スーパーなどで見かけるのは青茎種。 そもそもツルムラサキを育てようと思ったのは、グリ...