と思って植物で染めてみようと思った時に、
まず確認する大切なポイントがあります。
それは、植物色素で染める素材は何でもいいわけではないからです。
まずは、染めようと思ったものが何からできているのか確認します。
天然繊維 | 化学繊維 | ||
植物 | 動物 | 再生 | 合成 |
綿、麻 | ウール、シルク | レーヨン、キュプラ | ポリエステル、アクリル |
繊維は、大きく分けて二つあります。
天然繊維(綿、麻、シルク、ウールなど)か
化学繊維(ポリエステル、ポリウレタン、アクリルなど)
天然繊維の場合は染めることができます。
ぜひ染めてみましょう。
化学繊維と一口にいっても、
再生繊維と言われる植物由来の繊維、
例えばレーヨン、リヨセル(テンセル)、キュプラは
染めることができます。
石油系の繊維は基本的に染めることが難しいです。
例えば、ポリエステル、ポリウレタン、アクリルなどです。
自分の経験上、100%植物繊維といかなくても
80%程度入っていれば、違和感なく染められる感じがします。
さて、染められる繊維が分かったところで、
次回は天然繊維のそれぞれの注意するべきポイントに続きます。
玉ねぎの皮で染められるっていうから、染めてみよう!