先日、何気なく見ていたYoutubeの動画から。
ぱっと見て思いつく原因は、
ワンピースを下地処理なしで染めていたことだと考えられる。
そこで、草木染めを始める時に大事なポイントが。
それは、今回のような下地処理のことだけではなく、
まずは小さなものを試しに染めてみることをお勧めします。
というのも、初めてのことが1回でうまくいく場合もあるけれど、
いかないことも多々あります。
そして大きな失敗を避けるという意味は、
小さな失敗はどんどんやっていくと、経験になるけれど、
大きな失敗をすると、もうやるのをやめようと思うきっかけにもなってしまいます。
別に染まらなかったというのは大きな失敗ではないのだけれど、
時間をかけてやったことや染料が無駄になってしまうのがもったいないと思うから。
そして、その経験によって、もうやめようかなと思ってしまうのが、
もっともったいないと個人的には思うのです。
そして、草木染めは染料にするものが生き物ということで、
染料の量はどのぐらい必要なのかという目安はあっても、
絶対はないのです。
沢山の量がないと染まらないものもあれば、少量でも染まるものも。
煮出し方や水の性質によっても変わってきます。
染める素材によっても、染まりが良いものもあれば
良くないものも。
一口に綿素材と言っても、
加工の仕方や厚み、漂白や薬剤処理の有無。
生地の汚れの状態など。
要素は色々あるのです。
だから、大きなものを染める前に、
まずは小さな布や少量の糸などで試してから、ちゃんと染まるという確認ができたら、
同じように染液を作ってみて、大きなものを染めてみることが、
遠回りのようで近道になることが多いです。
お気に入りの綿のワンピースの色が薄くなってきたから、
コーヒー豆で染めてみようと思ったら、
全く染まらなかった!!