草木染めで簡単に緑色を染める方法

草木染めで緑色に染めるのは、意外と難しい。
カーキ色のような黄色や茶色が混ざったような色を出すのであれば、
そこまで難しくはないものの、
一つの植物でいわゆる緑に染めること。

染められるようになりたいと思って、
講習会に参加してみたことも。
その時の記事はこちら
緑染めは手間とコツが必要で、
その時その時の植物の状態によって見極める必要があるので、
安定して緑色に染めることが難しい。
この植物を使えば緑色になると言われていても、
いざやってみるとうまくいかないなんてこともある。

パンジーで緑色に染めるには。

何年か前に、パンジーの花で、
緑色に染めることができるという発見をしたという記事を見かけて、
最初はパンジーではなく、
ビオラを植えたら、大した量が集まらず。
試し染めを1度やったら使い切ってしまい、
なおかつ緑には染まらず、黄色になってしまったので、
次の年にはパンジーを植えて、
試してみた結果、緑に染まって一人で喜んでいたものの、
緑といえば銅媒染と思って、
媒染液は一つだけしか試していなかったので、
今回は媒染の違いを試してみることに。
パンジーで緑染めが初めてできた時のことはこちら

パンジーで染める時のポイントは、
あまり煮出さないことと、
パンジーの花をたっぷり使うこと。

なぜかというと、以前染液を作る時に、
煮出していくとどんどん色が変わって
結果黄色に染まったので、
黄色の色素が出過ぎない程度でやめておく。
青い色素は熱に弱い可能性が高い。
しっかり煮出さないのである程度の色素が出るように、
花は多めに使った方が良いとの結論に。
もちろん、これが絶対の方法ではないので一つの参考として。

パンジー染めのやり方に興味がある方はこちら↓

媒染液の違いは?

それでは、綿(晒し)の下地処理なし、豆乳下地ありを使って、
アルミ、銅、鉄媒染液で染めた結果はこちら↓

前回銅媒染で染めた時には、
もっと緑だったけれど、今回はアルミ媒染の方きれいな緑色に。

今年はパンジーを植えて、冷凍庫に花をストックして、
来年染めてみてはいかがでしょう。

ちなみに、パンジーの色は、
紫系の色だと緑に染まるのではないかと思います。
私は色んな色のパンジーを植えて、
全部混ぜこぜで使いました。

パンジーの花は、見ためだけではなくて、
食べることもできるし、
染め物にも使える花です。
こまめに花殻を摘んだ方が、沢山花を付けるので
ぜひ試してみてくださいね。

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