先日、無事にオンラインイベントが終わりました。
クイズ形式で草木染めについて学びを深めてもらおうと考えました。
自分が人前で(オンライン含む)話すというのが苦手なことと、ただ聞くだけだと頭に残らないんじゃないかと思ったので、あえてのクイズ形式に。
イベントでは、6個のクイズを出して全て3択問題。
内容は、天然染料から化学染料に変わった経緯や、理由、草木染めの特徴、取り扱い、繊維の種類による染まりやすさや、その他豆知識。
6問では全てを網羅することはできないけれど、それでも参加された方からは草木染めが理解できた気がするという感想をいただきました。
実は、このオンラインイベントを開催するまでは、
誰も参加しないんじゃないだろうかとか、
自分の話に価値があるんだろうかと、それはそれは後ろを向きまくっていました。
結果的には参加者5名。
そのうちお一人は全く面識のない方。Facebookの共通の知り合いからイベントを知ったのだそう。そんなことってあるんだと思ってびっくりしました。
クイズ形式のお話会は、
今回が最初で最後にする予定でしたが、
やっぱりまたオンラインイベントをする時には、クイズ形式にしようかなと。
ただ話すだけよりも、何かしら反応があると進めやすいという自分のやりやすさのためですが。
きっと参加する方もぼーっと聞き流すよりも、頭に何かしら残ると思うので。
それでは、オンラインイベントに参加された方の感想を少し抜粋して。
とっても面白いお話をたくさん、ありがとうございました!歴史的な背景を教えていただいてとても興味深かったです。草木染めって化学の世界なんだな〜とも改めて思って、奥深い世界だなあと思いました!
使う布の種類や下処理、染める液の温度などなど、ほんとうにたくさんの知恵の結晶であの深みのある色合いが生まれるのですね。こういったてしごとを作ってきた昔の人、すごいなと思いました。
さいごに、雑草のような草が染め物として使えるとわかると、見る目が変わりませんか?というようなお話をしてくださったと思ったのですが 刺さりました!
とてもとても面白くてワクワクしながら聞いていました。染め物の知識、草木染めの歴史の知識がすごいし、すごく面白かったです。全体の内容はわかりやすく、ポイントが押さえられていて、短い時間でも草木染めのことがよく理解できた気がします。
少しでも草木染めってどんなものなのかと興味を持つきっかけになれば良いなと思ったので、後ろを向きながらでも進めた甲斐がありました。
また、オンラインイベントを企画すると思うので、興味がある方はぜひご参加くださいね。
職人さんのような、なるべく同じ色(狙った色)で、何度も下染めと本染めを繰り返して、色が簡単に落ちないように知恵や経験、手間ひまをかけた染め方はすごいと思いますが、
家庭で気軽に染めて、色褪せてきたら違う色に染め重ねるという、暮らしの中にある染めものを目指しています。
そして、草木染めを通して、道端の草木を愛でる心の余裕ができると、ちょとしたことで心が豊かに感じるのではないでしょうか。
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